最新情報
 

排水中の抗うつ薬

シラエビは、排水中に含まれる抗うつ剤の被害を受ける水生生物のほんの一例に過ぎないかもしれない(資料写真)。
(Photograph by David Doubilet National Geographic)

排水中の抗うつ剤、エビの行動に影響
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト7月20日(火) 15時27分配信 / 海外 - 海外総合

 世界各地の下水道などに垂れ流される抗うつ剤の残留物の影響で、エビの行動が変化し、捕食されやすくなっているという最新の研究が発表された。抗うつ剤プロザックを飲んだエビは“ハッピー”にはならないようだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今年の日本薬学会・岡山のシンポジウムに参加して
水道水中の医薬品について議論をしました。
横浜市薬剤師会が廃棄される医薬品を薬局で回収する取り組
について私が発表しました。
水道水の中にすでに数十種類の医薬品が検出されています。
はたしてこれは安全なのか?
国立医薬品食品衛生研究所の先生方や分析の専門家を交え
興味深い討論がなされ、結論として、
直ちに人体に有害とは言えないが
無視することもできないレベルであろう、ということでした。
欧州では使われなかった医薬品の廃棄について
回収やコスト負担の枠組みに関する議論が
始まっているそうです。

治療上の必要があって人体を通った医薬品は仕方がないとしても、
せめて使用されず廃棄される医薬品が環境に影響しないよう
配慮する必要があると、薬局の薬剤師は考えます。