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グルコサミンやコンドロイチンは効くのか

お医者さんに話すと笑われるので内緒にしていますが、実は大勢の方が飲んでいるグルコサミンやコンドロイチン。本当に効くのでしょうか。
今回、BMJ(British Medical Journal,世界的に権威のある英国の医学誌)に記載されていた論文はグルコサミンやコンドイチンまたはその両者が関節リウマチの患者の関節痛や関節腔の狭窄化を改善するか調べた論文をメタ解析していました(http://www.bmj.com/content/341/bmj.c4675.full)。

■方法■
200人以上の関節リウマチの患者さんを使って、二重盲験試験で、関節痛や関節間隙のスペースに対するコンドイチンまたはその両者の効果を調べた論文をピックアップ。
一次エンドポイントは関節痛です(VAS法で検討)。二次エンドポイント関節間隙のスペースです。
■結果■
★ 関節痛
VAS法で総長さ10cmです。プラセボに比べてグルコサミン投与群で0.4cm短く、コンドロイチンでは0.3cm、両者の合剤では0.5cmでした(短くなる⇒痛みが軽くなる)。
しかし、臨床的に意義があるのは、最低でも、0.9cm以上で、どれもこの範囲を超えられなかった(95%信頼区間の片方でもこの基準を超えられず)。
また、皮肉なことに、企業が協賛していない試験ではの効果は、企業が協賛している試験の効果より、有意に弱かった。
★ 関節間隙のスペース
これも関節痛と同様、またはそれ以下に、効果は小さかった。95%信頼区間が0をまたいでいた。placebo was −0.4 cm (95% credible
■結果■
図を見ると、なんとなく効いていそうな気がします。しかし、臨床的に有用性ありと認められるの、グレーのゾーンです。このゾーンの中に入ってしまってます。結果、効果は確かにあるかもしれないが、きわめて、少ないといわざる得ないと思います。