最新情報
 

骨粗鬆症の薬に関する話題

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療薬として広く処方されている「ビスフォスフォネート」について、アメリカの政府機関と学会が警鐘を鳴らしています。

米FDA「ビスホスホネート長期使用のエビデンス不足」で学会が声明


 米食品医薬品局(FDA)で薬剤評価を担当するMarcea Whitaker氏らがN Engl J Med 2012年5月9日オンライン版にBisphosphonates for Osteoporosis−Where Do We Go From Here ? と題する展望を発表した。この中で,現在の臨床試験では,ビスホスホネート製剤服用開始から3〜5年後の骨折予防効果に関するエビデンスが不足していると指摘。一方,いくつかの重大な有害事象に関する報告があり,長期的には同製剤の服用を長期に継続すべきか,それとも中止すべきか明らかになっていないと述べている。これを受け,米国骨代謝学会(ASBMR)は同日,医師および患者向けの声明を発表。また,5月17日を皮切りに,同薬に関するウェブセミナーを開始,さらなる研究推進などを呼びかけていく姿勢を明らかにしている。