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乾癬(かんせん)の治療に関する話題

これまでのところ治療方法の決定打がなく、ステロイド剤の長期使用がやむを得なくなっている「乾癬」の研究が一歩進みました。

皮膚に赤い発疹ができる乾癬(かんせん)に、脂質代謝酵素の減少が関わっている可能性が高いと、深見希代子東京薬科大教授らの研究チームが17日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。酵素を増やす薬の開発など、新たな治療法につながると期待されるという。
 研究チームが脂質の分解などに関与する酵素「ホスホリパーゼC」を作る遺伝子を皮膚で欠損させたマウスを作製したところ、乾癬に似た症状が表れた。
 人間の乾癬は、炎症を引き起こすたんぱく質「インターロイキン17」が過剰に増えるのが特徴だが、このマウスでも増えていた。また、乾癬患者でホスホリパーゼCが減少していることも確認した。
 乾癬患者は日本の全人口の0.5%とみられ、増加傾向にある。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012071800018