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インフルエンザへのタミフルの有用性

コクラン共同計画のチームが、タミフルなど、抗インフルエンザウイルス剤を用いても合併症としての肺炎などを防止する効果は認められなかった、とする再検討結果を英国の医学雑誌BMJが掲載しています。

ResearchNeuraminidase inhibitors for preventing and treating influenza in healthy adults: systematic review and meta-analysisBMJ 2009; 339 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.b5106 (Published 8 December 2009)
Cite this as: BMJ 2009;339:b5106
BJM誌ホームページへのリンク

コクラン共同計画 (Cochrane Collaboration) は、世界的に急速に展開している治療、予防に関する医療技術を評価するプロジェクトである。1992年にイギリスの国民保健サービス(National Health Service: NHS)の一環として始まった。
無作為化比較試験(randomized controlled trial: RCT)を中心に、世界中の臨床試験のシステマティック・レビュー(sytematic review; 収集し、質評価を行い、統計学的に統合する)を行い、その結果を、医療関係者や医療政策決定者、さらには消費者に届け、合理的な意思決定に供することを目的としている。

根拠に基づいた医療 (Evidence-based medicine: EBM)の情報インフラストラクチャーと呼ばれている。