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買った人の4割強に副作用

横行する偽ED薬のネット販売 買った人の4割強「副作用と思われる症状が出た」

インターネット・サイトで販売されている勃起不全(ED)治療薬の多くがニセモノであるにもかかわらず、購入者が後を絶たないようだ。

正規のED治療薬を取り扱うファイザーやバイエル製薬、日本新薬、日本イーライリリーの合同調査によると、ネットでED治療薬を販売するサイトの95%が薬事法などに触れる違法サイトで、輸入販売される医薬品の55.4%がニセモノだった。

ED治療薬の購入者の約半数がネットで購入

ファイザーや日本新薬など4社が2011年に行った調査では、ED治療薬の使用経験がある30歳以上の男性で、2010年7月以降にED治療薬を病院やクリニックまたはネットで購入したことのある人(564人)のうち、病院やクリニックでの購入経験がなく、インターネットで購入した経験のある人は、276人と半数近くの48.9%にのぼった。

ただ、「ネット上にニセモノが出回っている」ことについては、ネットでED治療薬を購入した経験のある人でも97.5%が「知っている」と答えた。また、そのうちの75.4%が「本物とニセモノの区別がつかない」と答えている。

ところが、ネットでED治療薬を購入した人に、「購入したED治療薬が本物だと思うか」聞いたところ、87.7%が「はい」と回答。さらには、購入したED治療薬を服用したことで、「副作用と思われる症状が出たことがある」と答えた人は42.8%にものぼった。

それにもかかわらず、9割が「(副作用の症状を)放っておいた」という。しかも驚いたことに、副作用があった人の約7割が「継続して同じサイトで購入している」と回答したのだ。

ED治療薬の「シアリス」を販売する日本新薬は、「ネット販売のED治療薬の健康被害の実態は、なかなか把握できません。その背景には、こうした自己判断で、医師にかからず解決しようとすることが原因になっていると考えられます」と話している。

しかし、表面化したケースも起こった。実際に、2011年4月に奈良県でED治療薬「シアリス」のニセモノを服用した40歳代の男性が意識障害を起こし、病院に搬送され、同1月には東京都でも48歳の男性が、意識がもうろうとした状態で聖路加国際病院に運ばれたケースがあった。

いずれの男性も偽ED治療薬の服用による副作用が原因とされる。

「人に知られずに治したい」

日本ではバイアグラとレビトラ、シアリスの3種類のED治療薬が、医師の処方が必要な医薬品として発売されている。取り扱っている製薬会社も、ファイザーとバイエル製薬、日本新薬(製造元、日本イーライリリー)の3社しかない。

ところが、実際にはインターネットを通じた通信販売やアダルトショップなどでも違法に販売されている。

そもそも、EDの原因には、日常の仕事や夫婦生活のストレスや、うまくSEXができなかったことによるトラウマなどの心因性EDと、動脈硬化の進行や神経障害などによる器質性ED、その両方が原因の場合がある。

動脈硬化などのきっかけとなる高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は40〜50歳代に多くみられるので、EDの原因を「年齢のせいだから病気ではない」と考える人は少なくない。

また、多くの男性は仕事による疲労や人間関係のストレスをEDの原因と考える傾向があり、「いつかは治る」、「まったくできないわけではないのでEDではない」と考えて、医者の診察を受けないという。

日本新薬は、「若い方は恥ずかしさもあって、EDかなと思っても隠そうとします。そのため、人に知られずに購入できるネット販売や個人輸入の利用が後を絶たないのではないでしょうか」と話している。
http://www.j-cast.com/2013/03/03167202.html?p=all



(僕らもこんな調査研究をしていました。PRODUCT VARIATION A CONCERN IN INTERNET DRUG PURCHASES : ROLE OF THE PHARMACIST