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避妊薬で血栓症、学会緊急声明

避妊薬で血栓症、学会緊急声明 指針順守し、リスク説明と定期的な診察を
日本産科婦人科学会は11 月13 日、低用量のエストロゲン.プロゲスチン合剤(LEP)服用者での血
栓症発症が増加し、最近では死亡例も相次いで報告されている事態を重く見て、緊急の注意喚起声
明を発表した。
学会は、LEP 処方に際し、同学会が編集した「低用量経口避妊薬(OC)の使用に関するGL 改訂版
2006」に示している適忚基準、推奨検査、服用を中止すべき症状などを参照し、血栓症リスクの説明
と定期的な診察、発症時の循環器や脳神経領域の専門医との連携を求めている。
指針では、OC 初回処方前、処方後1、3、6、12 カ月、以後1 年ごとに問診、血圧と体重測定を
必ず行うことを推奨している。血栓症リスクの高い患者で、希望があれば、処方前と処方6 カ月後
に血液凝固系検査を行ってもよい。また、服用を中止すべき症状としては、ふくらはぎの痛みと浮
腫、胸痛、突然の息切れ、顕著な血圧上昇などを挙げている。
なお、女性ホルモン服用中での血栓症発症の実態については、厚労省研究班(研究代表者:村田満
氏)が調査を進めているという。