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JNC-8発表,「60歳以上の降圧目標は150/90未満」など9つの勧告

米国高血圧合同委員会第8次報告(JNC-8)が発表された(JAMA 2013年12月18日オンライン版)。降圧目標は60歳未満,糖尿病,慢性腎臓病(CKD)患者では「140/90mmHg未満」,60歳以上で糖尿病やCKDの合併がない一般人口では「150/90mmHg未満」の降圧目標など9項目の勧告が示された(関連記事)。
「150/90mmHg」の根拠は日本のJATOS,VALISH試験

 前回のJNC-7が2003年に発表されて以来,10年ぶりの改訂となったJNC-8。この間,ガイドライン策定の方針は大きく転換。コンセンサス形成に基づく勧告が主であったJNC-7から,今回はランダム化比較試験(RCT)に限定したシステマチックレビューおよび降圧薬の評価,重要な疑問点(critical question;CQ)の選定が実施された。

 今回示されたCQは(1)高血圧患者に対する薬物療法を開始すべき血圧値は,(2)降圧薬により特定の降圧目標を目指す治療が健康予後の改善につながるのか,(3)数々の降圧薬あるいは薬剤クラスの具体的な健康予後に対するベネフィットあるいは害に違いがあるのか―の3点。

 3つのCQに対し,示された勧告は9項目。60歳以上で糖尿病やCKDを合併していない一般人口における降圧目標が150/90mmHg未満とされた。
リンク・メディカルトリビューン