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2013年第48週〜2014年第8週の麻しん発生状況

2013年第48週〜2014年第8週の麻しん発生状況


 麻しんの2014年第1〜8週(2013年12月30日〜2014年2月23日に診断されたもの)の累積報告数は119例であり(麻しん速報グラフ第8週:http://www0.nih.go.jp/niid/idsc/idwr/diseases/measles/measles2014/meas14-08.pdf)、昨年同時期の3.3倍である。2014年の麻しんウイルスの遺伝子型は83例で報告されている(2014年2月28日現在)。詳細は「麻疹ウイルス分離・検出状況:http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-measles.html」などを参考にしていただきたい。


 2013年第48週〜2014年第8週(2013年11月25日〜2014年2月23日)に診断された麻しん(2014年3月4日集計)は139例であり、前年同時期の48例の2.9倍であった。性別では男性73例、女性66例であり、平均年齢は15.2歳(中央値11歳、4カ月〜51歳)であった。2014年第8週には麻しん脳炎が1例報告された(本号3ページ「発生動向総覧」参照)。遺伝子型別が判明したものが75例含まれ、B3型72例、D8型2例、D9型1例であった。


 この間の都道府県別の報告数は京都府25例、千葉県17例、東京都16例、埼玉県14例、神奈川県12例、愛知県11例、広島県9例、兵庫県8例、大阪府6例、岡山県4例、茨城県、宮崎県各3例、静岡県、山口県、福岡県各2例、新潟県、長野県、三重県、滋賀県、沖縄県各1例であった。感染地域は国内が90例(65%)、国内または国外(フィリピン)が1例(1%)、不明1例(1%)であり、国外が47例(34%:フィリピン38例、インドネシア、スリランカ各2例、インド、オーストラリア、グアム、米国、ベトナム/マレーシア各1例)と報告され、フィリピンが最多であった(図)。ワクチン接種歴別報告数では、139例中接種歴のない、または不明の症例が114例(82%)であった。

国立感染症研究所データ