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米研究所と共同開発のエボラ熱ワクチン、近く臨床試験=英GSK

[ロンドン 10日 ロイター] - 英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)(GSK.L: 株価, 企業情報, レポート)は、米科学者らと共同開発したエボラ出血熱ウイルスの実験段階のワクチンについて、臨床試験が近いうちに始まると明らかにした。

エボラ出血熱は西アフリカで感染が拡大しており、これまでに感染者約1000人が死亡。感染拡大の阻止に向け、各研究機関が対応を加速している。

GSKの実験ワクチンは既に、霊長類を含む動物実験で有望な結果が得られている。近いうちに人間に対するフェーズ1と呼ばれる初期の臨床試験が実施され、米食品医薬品局(FDA)の承認を待っているという。

同社の広報担当者は10日、「年内」に臨床試験が始まると明らかにした。

一方、同社のパートナーである米国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID)は声明で、「早ければ2014年秋」に臨床試験が始まると明らかにした。9月にも始まる可能性がありそうだ。

ただ、たとえ手続きを速めたとしても、新ワクチンの幅広い実用化に向けた準備が年内に整うことはなさそうだ。

GSKの関係者は「まだ先は非常に長い」と述べ、実用化時期の見通しについては言及を避けた。

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