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ワンプッシュ蚊取り剤で健康被害 国民生活センターが注意喚起 8 月 11 日

ワンプッシュ蚊取り剤で健康被害 国民生活センターが注意喚起 8 月 11 日

国民生活センターは 8 月 7 日、電気や火を使わずに蚊を長時間駆除できるワンプッシュ式蚊取りで健康被害等のトラブルが相次いでいるとして、使用上の注意喚起を行った。ボタンを 1 回押すだけで必要量の薬剤が噴射される仕組みで、近年急速に普及しているが、薬剤を顔に誤射して付着する被害などが報告されている。

厚労省がまとめた「平成24年度家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」の吸引事故等に関する項目では、ワンプッシュ式蚊取りに関する報告件数が 2010-12 年度の 3 年間で 26 件、51 件、73 件と急増している。全国消費者生活情報ネットワーク・システムによると、消費者が誤って顔に薬剤を噴射、付着させてしまい「両頬が赤くなり、やけどのような痛みが出た」「顔がはれてしまった」などという報告もあった。

国民生活センターの調べでは、市販される全てのワンプッシュ式蚊取りの本体上部にある噴射口は斜め上を向いていたが、押しボタンに「PUSH」の表示がなかったり、全銘柄で噴射口に噴射方向等の注意表示が確認されなかったりしたという。薬剤の噴射距離は、全銘柄で横方向に約 60-70cm、縦方向に約 100‐110cm あることも分かった。このため同センターは、消費者には噴射前に噴射方向を確認することや身体に異常が起きた場合は医師の診断を受けること等をアドバイスしている。