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厚労省「冷静に対応を」 デング熱、国内感染69年ぶり確認

厚労省「冷静に対応を」 デング熱、国内感染69年ぶり確認 2014/8/27 13:17

 厚生労働省は27日、埼玉県内に住む10代の女性が、東南アジアなどで流行している
デング熱に感染したと発表した。女性は海外への渡航歴がなく、国内で感染したとみ
られる。現在、容体は安定している。東南アジアなどを旅行中に感染し帰国後に発症
するケースは増えているが、国内での感染は1945年に確認されて以来、報告がないと
いう。

デング熱のウイルスを媒介するヒトスジシマカ(国立感染症
研究所昆虫医科学部提供)

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デング熱のウイルスを媒介するヒトスジシマカ(国立感染症研究所昆虫医科学部提供)

 厚労省は全国の自治体にデング熱の感染が疑われる患者が確認された場合は、速や
かに保健所に報告するよう要請した。同省は「人から人への直接の感染はなく、発症
しても重症化することはまれで、冷静に対応してほしい」としている。

 厚労省によると、女性は8月20日ごろに高熱などの症状がみられ、さいたま市内の
医療機関を受診。国立感染症研究所が血液検体を調べたところ、26日に感染が確認さ
れた。現在入院し、容体は安定しているという。

 女性は東京都内の学校に在学中で、海外渡航歴はないという。厚労省は、海外でデ
ング熱に感染した人を刺してウイルスを保有した蚊が、女性を刺したことによって感
染した可能性があるとしている。

 感染研のまとめによると、海外で蚊に刺され、帰国後に発症した患者数は、2014年
は8月17日までに98人で、昨年は249人だった。渡航先としてはインドネシアなどが
多い。

 デング熱を巡っては、昨年8月に京都府や山梨県などを訪れたドイツ人女性が帰国
後に発症。日本での感染が疑われ、厚労省は注意を呼びかけていた。