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オブジーボ 重大な副作用

 大腸炎や重度の下痢も4人の発症が確認され、重大な副作用として添付文書への追記が求められた。
行政・政治 2015年9月16日 (水)配信読売新聞


 免疫を活性化し、がん細胞への攻撃を促すタイプの新しいがん治療薬「オプジーボ」を投与された患者1人が重症筋無力症で死亡したとして、厚生労働省は15日、小野薬品工業(大阪市中央区)に対し、同症などを薬の添付文書の「重大な副作用」欄に追記し、関係者に注意を促すよう求める通知を出した。

 重症筋無力症は、全身の筋力が低下し、呼吸困難に陥ることもある難病。同省などによると、悪性黒色腫での製造販売が承認された昨年7月から今年8月末までの間で、薬を投与された患者のうち6人が同症や筋炎を発症し、その中の80代女性が呼吸不全などを併発して死亡した。いずれも薬との因果関係が否定できないとされた。

 大腸炎や重度の下痢も4人の発症が確認され、重大な副作用として添付文書への追記が求められた。