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新型のノロウイルス拡大 免疫なく…大流行に警戒 神奈川、長野などで確認

新型のノロウイルス拡大 免疫なく…大流行に警戒 神奈川、長野などで確認

 激しい嘔吐(おうと)や下痢を引き起こすノロウイルスの新型が国内で確認され、広がりつつあることが、川崎市健康安全研究所などの調査で分かった。毒性は従来と変わらないが、多くの人は免疫がなく大流行する恐れがある。流行期の冬を前に、同研究所は注意を呼び掛けている。

 同研究所によると、川崎市で平成26年、感染性胃腸炎の患者から採取した検体を調べたところ、通常と異なるノロウイルスの遺伝子配列を発見、「GII・17」という種類が変化した新型ウイルスと分かった。

 このウイルスは27年1月から徐々に検出数が増加。25年から26年にかけては従来の「GII・4」が主流だったが、27年2月には新型が多くなった。川崎市では27年1月から6月までの間に、36人から新型を検出。同じ時期でGII・4の検出は17人だった。

 川崎市以外に、長野県や栃木県、大阪府などでも確認。海外でもアジアを中心に検出され、米国や欧州でも報告例があるという。