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老年医学会 高齢者の薬物療法GLを公表

老年医学会 高齢者の薬物療法GLを公表
 日本老年医学会は4日、「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」が完成し、ウェブサイト上で公表した。柱である「特に慎重な投与を要する薬物のリスト」では75歳以上の高齢者と75歳未満でもフレイル(心身機能の低下)か要介護状態の高齢者を対象とした。リストでは抗精神病薬全般、抗不安薬、SSRI、抗血小板薬、糖尿病薬(SGLT2阻害剤、αグルコシターゼ阻害剤など)、過活動膀胱治療薬、非ステロイド性抗炎症薬、利尿薬やH2受容体拮抗薬などを列記。薬物による有害事象の発生が疑われる場合は減量、中止を検討するよう求めている。

 また「開始を考慮するべき薬物のリスト」も提示した。有用性が高くても医療現場での使用が少ない傾向にあると判断された薬物を選定、抗パーキンソン病薬、肺炎球菌とインフルエンザのワクチン、ACE阻害剤とARB、スタチン、前立腺肥大症治療薬、関節リウマチ治療薬を挙げた