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中南米渡航後 28 日間は献血しないで ジカ熱対策で米赤十字社

中南米渡航後 28 日間は献血しないで ジカ熱対策で米赤十字社
米赤十字社は 3 日、ジカ熱が流行している中南米に渡航して帰国した人に対し、旅行後 28 日間は献血を控えるよう求める声明を発表した。米国での献血による感染拡大の可能性は低いとみられるが、輸血の安全確保のため念のために措置を取るという。
声明では、メキシコやカリブ諸国、中南米への渡航者に対し、帰国後の献血の自粛を呼びかける。
献血後 2 週間以内にジカ熱を発症した場合にも、速やかに報告するよう求めている。
CDC によると、ジカ熱は蚊を媒介にしてウイルスが広まるが、輸血や性交渉でも感染の恐れがあ
る。米国でも今後、南部を中心に流行する可能性があるが、米国は中南米諸国ほど人口が密集しておらず、蚊に刺される機会も一般的に尐ないため、流行は限定的とみている。
ジカ熱は、感染しても 5 人に 1 人ほどしか発症せず、通常は軽い発熱などの症状が数日続いて治まる。ただ、ブラジルなどで妊娠中に発症した女性から、脳の発達が不十分な「小頭症」の赤ちゃんが生まれることが相次いでいる。WHO は、小頭症との関連を重くみて緊急事態を宣言した。