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輸液入れ間違えて出荷、大阪府が回収命令−誤投与で症状悪化の恐れも

輸液入れ間違えて出荷、大阪府が回収命令−誤投与で症状悪化の恐れも

 大阪府は、扶桑薬品工業(本社=大阪市)の電解質補液「リプラス3号輸液」とマルトース加乳酸リンゲル液「ラクトリンゲルM注『フソー』」の一部のロットの回収命令を出した。リプラス3号輸液を誤ってラクトリンゲルM注の容器に入れて出荷したという。

 回収命令の対象となったのは、昨年11月11日から今月2日までに出荷された3万9500袋。府によると、ラクトリンゲルM注を投与する患者にリプラス3号輸液を投与した場合、高カリウム血症や重症熱傷、高窒素血症、乏尿、糖尿病などの患者は症状が悪化する恐れがある。

 こうした状況を踏まえ、府は市場から確実に排除して健康被害を未然に防止する必要があると判断し、医薬品医療機器等法に基づき回収を命じた。今のところ、健康被害は報告されていないという。