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HPV ワクチンで 10 代有病率 6 割減【米国小児科学会】20 代でも有病率減尐を初めて確認

HPV ワクチンで 10 代有病率 6 割減【米国小児科学会】20 代でも有病率減尐を初めて確認
米国小児科学会(AAP)は 2 月 22 日、10 代のヒトパピローマウイルス(HPV)の有病率が、ワクチン接種開始前よりも 64%低下したことを示す研究を紹介した。本研究は同日、Pediatrics 誌オンライン版に掲載された。
同研究は米国疾病対策センター(CDC)の全国健康栄養調査 (NHANES)データから 2003-2006 年
と 2009-2012 年のデータを利用し、HPV ワクチン導入前後の HPV の有病率を比較した。その結果、ワクチンが対象としている HPV 株の有病率は、14-19 歳の女性では 11.5%から 4.3%に低下。20-24歳の女性においても 18.5%から 12.1%の低下が確認された。研究者によると、20 代女性の HPV 有病率に対するワクチンの影響を示した初めてのエビデンスになる。
研究チームは、「結果は望ましいものであるが、ワクチンを受けた若者の数の増加は予想よりも遅い」と、接種率の伸びの鈍さを問題視している。研究者によると、ワクチン接種率は 13-17 歳の女児の 42%、男児では推奨される 3 回接種完了は 22%にとどまっているという。
CDC は、HPV 罹患率の推移をみるため、NHANES データのモニタリングを継続していく予定。