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百日咳、成人で増加…厚労省が全患者数の把握を決定

百日咳、成人で増加…厚労省が全患者数の把握を決定
成人患者が増加している百日咳の予防対策強化のため、厚労省は 19 日、国内の全患者数の把握を決めた。有識者部会に提案し、了承された。来年 1 月から実施する予定。
現在、百日咳患者については感染症法に基づき、全国約 3000 の小児科の指定医療機関が届け出る制度になっている。だが近年、思春期や成人での集団感染が相次いで報告された。20 歳以上の患者が約 6 割を占めるとの調査結果もある。
成人患者の多くは軽症だが、周囲の乳児に感染すると命に関わることがある。厚労省は流行の把握のため、全医師からの届け出が必要と判断した。症状が似た別の病気もあるため、診断には検査の実施を求めた。
百日咳の予防にはワクチンが有効。現在の定期接種では、生後 3 か月以降の乳幼児に 4 回接種する。ただ、免疫効果は 4〜12 年で弱まるため、海外では青年期以降の追加接種を推奨する国もある。